知っているとお洒落！？スパークリングワインの製造方法3つ
季節を問わずパーティーに欠かせないワインといえば、スパークリングワイン。シャンパーニュに代表される、華やかでセレブな雰囲気の高級ワインです。
さて、そんなスパークリングワインなのですが、造られ方が大きく分けて3パターンあることをご存知でしょうか。
もしスパークリングワインを振る舞う機会があれば、ちょっとした知識を披露しても良いかもしれません。では、早速解説していきましょう。
●シャンパーニュ方式
ドンペリニヨンやヴーヴクリコなど、最高級スパークリングワインを生み出す聖地シャンパーニュ。全てのスパークリングワインが、瓶内二次発酵という昔ながら製法で造られています。
トラディショナル方式とも言われており、スペインのカバ、イタリアのメトードクラシコなどがそれに当たります。時間と手間がかかるため、高級スパークリングワインはこの手法が多く使われています。
●シャルマ方式
イタリアのアスティスプマンテなどで有名な製法です。大きなタンクを使い、タンク内で瓶内二次発酵を行う大量生産向きの製造方法です。比較的、甘みを残したい場合に使われます。コストが抑えられ、かつ安定的に造られます。
●メトード・アンセストラル方式
こちらは、フランスのガイヤック、ブランケットなどに使われる製法です。一次発酵中のワインを冷却し、残りの糖分で二次発酵を行います。やや濁りがあり、素朴な味わいが特徴的です。
有名銘柄の知識はあっても、製造方法まではなかなか知らないもの。ぜひ、色々な製法のスパークリングワインを飲み比べ、皆でワイワイ楽しみましょう。
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（photo：http://www.photo-ac.com/）