お抹茶を飲むことは、あっても中国茶はどうでしょう?
中国茶のお手前体験をしてみませんか?日本茶室でお抹茶を和菓子と飲む機会は増えてきました。しかし、中国茶はどうでしょう?
日本茶が揉んで蒸すのに対して、中国茶は揉んだ後、炒るのです。お茶にまつわる工芸品も美術品かと見間違うような美しさ。店内には、中国茶とティーセットが飾ってあります。
実は、中国で見つかったお茶の木がすべてのルーツ。ここから発酵させた紅茶が生まれたり、まったく発酵させない白茶があったり、発酵菌をわざわざつけて別のものにした青茶。プーアール茶などを学ぶだけでなく味わってみましょう。紅茶の赤、黒茶、緑茶が入ってすべてで5色あります。
千の利休がつくった日本式お茶のお手前と相反し、中国茶はお手前なく大昔から飲まれていたものです。お手前があるならば、お客と会話が盛り上がって、お茶に湯を注ぎ足し、注ぎ足し、色がなくなり透明になるまで飲むことこそマナーだといわれました。
最近になってお茶のお手前が確立されました。小さなカップを並べておいて、最初に淹れた一服目のお茶をカップに入れますがその後、捨てます。カップを暖めるために行っているそうです。2煎目が本当に飲むお茶となります。お勧めは青茶、からだのリズムを整えてくれます。さあ、あなたも味わってみてください・・・。
◯住所 東京都渋谷区神宮前5-8-5
(photo:http://www.photo-ac.com/)