メロンより甘い!?金柑界のホープ「こん太」

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金柑というと、みなさまどんなイメージをお持ちでしょうか?そういえば実家に植えてあったなぁだったり、すっぱくてフルーツのイメージではない方が多いのではないでしょうか。
そんな中、これが金柑!?と思わず唸ってしまう、ずば抜けて甘い金柑があります。それが今回ご紹介させていただく「こん太」です。

まずは金柑が日本に来た由来からお話したいと思います。江戸時代に清の商船が遭難し、清水港に寄港をしました。そのとき、清の船員の方がお世話になったお礼として、清水の方々に砂糖漬けの金柑を贈ったのです。その金柑の種を植えたところ、実がなり、やがて日本全国に広まっていったと言われています。

金柑伝来の地、静岡県清水市で生まれたのが「こん太」です。
「こん太」は、ニンポウキンカンの枝変わり(一部の枝が突然変異していること)を近藤さんという方が、たまたま発見しました。そこで発見者である近藤さんの”近”の文字をとり、「こん太」と名付けられ、新しいブランド金柑が誕生したのです。

現在、日本全国でさまざまなおいしい金柑がある中、糖度20度以上の甘さを誇り、一躍金柑界のホープとして台頭しました。糖度20度以上というと、メロンが18度前後、ブドウがほぼ同じくらいの糖度ですから、とても甘いということが想像できますね。

現在は静岡県内のみの栽培であるため、とても希少な金柑です。また、糖度を高くするために樹上完熟を待ってからの出荷のため、一般的な金柑より出回る期間が遅く、今まさしく旬を迎えます。

金柑の効能は、今の乾燥した時期にとてもありがたく、咳や花粉症であれてしまった喉の痛みにとてもよいのです。また、皮ごと召し上がれるので、他の柑橘類より多くビタミンなどを摂取しやすいです。

今年はぜひ、おいしい金柑「こん太」を皮ごと召し上がって、春先の喉の痛みを解消してみてはいかがでしょうか。

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(画像出典:http://www.ja-shimizu.org/)

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