特別なときに「ゆとり」という豊かさを演出する和菓子

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品のいいお菓子といえば和菓子です。
単に甘いというお菓子から、緻密に計算された味と見栄えにとことんこだわった伝統の技は、日本人ゆえの気質に根付いているのです。

とらやさんで20年ほど前に発案された「千里の風」。
その店の名を絵にした虎斑模様は2色の煉羊羹(ねりようかん)を手で交互に流し込むことで生まれる為にひとつとして同じものがないのです。
昔ながらの羊羹は盛られるお皿や切り方でより高級感を出せるものです。
現在建て替え中の赤坂本店のみで購入可能だった「千里の風」。「夜の梅」をセットにして、期間・数量限定で「婦人画報のおかいもの」でご購入ができます。

名門堂千原さんが作る「里柿」(さとがき)などは創意工夫がふんだんに取り入れられています。
干し柿をイメージしたものですが、全くの別物です。細かく刻んだ干し柿を餡に練り込ませた餅なのです。
砂糖蜜で練った寒梅粉(かんばいこ)の餅の部分を皮に例え、餡の部分をヘタに見立て、求肥(ぎゅうひ)の部分を実と表現しています。
砂糖をまぶしたそれは老若男女に受ける一品です。

京菓匠栗阿彌さんで出されている「栗阿彌」(りつあみ)は栗の食べ方を飛躍的に発展させたといっても良いでしょう。
蜜にいれて染み込ませた栗はそれをそのままの形で食べやすくする狙いからモンブランは発案されたことでしょう。
日本では渋皮にという手間の割には高級感が演出できない欠点がありました。
しかし、この商品は栗を甘納豆として加工することでかわいらしくまた渋皮が生み出す風味により大人の舌を心地よくさせるものです。

特別なときに贅沢に食すというお客さまへのおもてなしに和菓子はいかがでしょう。

■とらや「千里の風・夜の梅 詰合せ」(婦人画報のおかいもの)(終了しました 2017/8/17現在)
■とらやの和菓子
■名門堂千原「里柿」(婦人画報のおかいもの)
■京都の栗菓子屋 京菓匠 栗阿彌(りつあみ)

(photo:https://pixta.jp/)

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