床暖房でも使える無垢材フローリング

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ゆったりと体を休めるリビングのフローリング。
本物志向のexectivelifeユーザーのみなさんには、無垢材を選んでいただきたいところです。
無垢材は掃除が大変な面はありますが、年を重ねるごとに味わい深まる風合い、床から足に伝わるぬくもりなど、複合フローリング材にはない本物の良さを感じることができます。

この無垢材のフローリングを設置しようとしたときに、問題になるのが床暖房です。無垢材は温度、湿度変化による伸縮、そりが出やすいため、床暖房には向かないフローリングとされてきました。
しかし最近では、伸縮やそりが出づらい無垢のフローリング材や、低温式の床暖房が登場し、床暖房を設置した家でも無垢材の利用が可能になってきました。
床暖房だからとあきらめることなく、無垢材のフローリングに挑戦してみてはいかがでしょうか。

とはいえ、木材は生きものです。

伸縮による隙間、そりの発生、ロットによる色違いなどが起こることもありますが、それも無垢材の個性として受け入れる余裕をもってもらえればと思います。

どうしても伸縮やそりが気になるという方は、挽板(ひきいた)フローリングをお勧めします。このフローリングは伸縮やそりを押さえるための複合フローリングですが、表面層の厚みがおよそ3m~5mm程度(通常は0.2~0.3mm程度)と厚いため、無垢材に近い風合いに仕上がっています。

価格は通常の複合フローリング、挽板フローリング、無垢フローリングの順に高くなりますが、いつも過ごす空間だからこそ、無垢材という贅沢をしてはいかがでしょうか。

■mokuzai.com(フローリング検索 : 特徴で選ぶ /床暖房対応)

■大利木材(突き板と挽き板の違いは何ですか?)

(photo:http://www.photo-ac.com/)

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