盛り上がりにかけた2016年F1日本グランプリを観戦して

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10月9日に鈴鹿サーキットで行われた『2016年F1日本グランプリ』はメルセデスAMGのニコ・ロズベルグ選手が日本での初優勝を決め、ドライバーズタイトルへ大きく近づきました。
このレースでメルセデスAMGは、3年連続コンストラクターズタイトルを手中に収めました。今シーズンの気になるところとしては、「同じチームであるルイス・ハミルトン選手とニコ・ロズベルグ選手のどちらが、ドライバーズタイトルを手にするか」だけとなりました。

メルセデスAMGがタイトル2つを手中にし脚光を浴びるなか、その一方で満を持して臨んだマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ選手が16位、ジェイソン・バトン選手が18位と散々な結果となってしまいました。

さらには、F1日本グランプリ観客数が過去最低数に並ぶなど、日本でのF1人気の陰りがはっきりとわかるグランプリでした。「今後の日本開催は続くのか。来年とはいわないまでも、いつか開催されない日がくるのでは。」という不安が頭をよぎるほど心配なレースでした。
入場者数が減ったからなのでしょうか。パドッククラブの3階が開放されなくなり、世界的にも類まれに見る素晴らしい観戦エリアが無くなってしまったことは、残念としか言えません。

マクラーレン・ホンダが面白いレースをして盛り上がるであろうと期待した『日本グランプリ』は、期待を大きく外れる結果で終わってしまいました。

しかし、そんな失意のなかでも希望はあります。2017年はレギュレーションが大きく変更になるため、 以前のF1らしい爆音や、大きくなるダウンフォースにより、さらなる超高速ラップが刻まれることが期待され、全体の勢力図が大きく変わる可能性が高まります。

現レギュレーションに途中参加ということで苦戦したホンダエンジンも、きっと巻き返しをしてくれることでしょう。

FIAから2017年の正式なレーススケジュールは発表されていないのでフライング気味ですが、オーストラリア、モナコなど一部のレースでは既にチケットが発売されています。
少し気が早いですが、2017年の観戦計画を立て始めてはいかがでしょう。

■FORMULA1 TICKETS(公式HP)
■FORMULA1 AUSTRALIAN GRAND PRIX TICKET(公式HP)

<Albert Park、Melbourne Grand Prix Circuit>

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