洗練された食材をいただく、イタリアンの神髄「アロマフレスカ」。
「アロマフレスカ(Aroma-fresca)」さんはレストラン名にアロマの言葉がある通り、香りを大切にするイタリアン。銀座だから格式が高い、ということはありません。エレガントでありながら、程よいカジュアルさがあるのでランチにもディナーにも使いやすいレストランです。
こちらでお食事をするときは、まず香りを楽しんでからお料理をいただくことにしています。
夏に訪れたときには川魚の鮎の塩焼きが前菜として出てきました。イタリアンでいただく鮎の塩焼きも美味しく、秋はどんなお料理が楽しめるのかしら、期待がふくらみます。まずはイタリアのスパークリングワイン、スプマンテを注文。
店内は、小綺麗な洋館の趣き。ビルのなかであることを忘れてしまいます。サーブしてくださったスタッフのかたに、シェフの原田慎治さんはミュージシャンと同じ名前ですね、と言うと苦笑いされてしまいました。
イタリアンのワインは馴染みがないので、好みをお伝えしていくつか候補をあげていただきました。
そのなかから直感でトリノ五輪でスキー競技が行われたことでも有名なピエモンテの赤にしました。ブドウ品種はバローロ、王道です。
パスタには、この季節ならではの黒いトリュフがこんもり。ピエモンテの赤にトリュフがよくあいます。
パスタを食べる時にスプーンを使うのは邪道といわれますから、本場と同じお作法でフォークだけで召し上がれ。トリュフひとつにしても香りが高く、細かいニュアンスの違いがわかります。
パスタとリゾットの後にお魚料理とお肉料理をいただきます。猪のローストはジビエ好きでなくても納得できる美味しさです。
じっくり時間をかけていただいたコースも、最後はコーヒーを飲みながら余韻にひたる幸せ。
洗練されたお料理と白いテーブルクロスに映える銀器・・・ここではイタリア人のように時間をかけて、お食事と会話を楽しみます。あなたも、アロマフレスカのファンになりませんか。
■AROMA FRESCA |イタリアンレストラン(公式HP)
■アロマフレスカ – 銀座一丁目/イタリアン(食べログ)
(画像出典:http://aromafresca-afsa.com/)