ケリーバッグを持って歩くことが目標

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今年の9月に銀座の松屋デパートのギャラリーで、モナコ公妃になった元ハリウッド女優のグレース・ケリーの回顧展が開かれました。ヒッチコック監督の映画でヒロインをやることが多かった美しい女優。グレース・ケリーと言って思い出すのは、ケリーバッグ(Kelly bag)です。

ハリウッド女優がモナコの皇族にお輿入れした後のことです。妊娠して大きくなったお腹を隠すため、更に大きな大きなエルメス(HERMES)のバッグを常にお腹の前に抱えていました。
その印象的な姿は、世界中の女性の心を掴み、ケリーバッグという名前で一世を風靡しました。
その後、1982年に悲しい出来事で人生の幕を閉じてしまったのですが、そのストーリー性がますます、彼女の美しさを高みに連れて行ったようです。

エルメスの工房を訪ねてみると、鞣し(なめし)革を鞣す人は、ずっと鞣し革専門。金具を作る人は、ずっと金具を作るのです。
ケリーバッグは安いものではありませんので、スタッフの方とじっくり話し合いをし、納得して購入します。パリの本店を訪れたときは、リクエストの中で、工房をのぞきたいと言ってみると望みが叶うことが稀にあったそうです。

日本人は、欧米人とくらべると体が華奢なので、ミニケリーを勧められました。ミニケリーは普段使いに適しているので、カジュアルな服装でもナチュラルに仕上がります。大きなケリーは、荷物が多いとき用です。

十代の頃、ケリーバッグを持って歩く気品のある大人の女性に憧れていました。歳を重ねても、いくつ持っていてもあきない魅力がそこにあります。

■【エルメス】 HERMES 公式 サイト
■バッグ 《ケリー》 | Hermès.com(公式HP)
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■ケリーバッグ/エルメス/レディースバッグ(Amazon)
■ケリーバッグ/エルメス/ハンドバッグ(Yahoo!ショッピング)

(photo:https://pixta.jp/)

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