合鴨ではない・・・本物の鴨を味わいに浅草へ

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鴨は昔から大変美味しい鳥として珍重されてきました。鴨の脂は、健康的で、毎日のようにいただきたいもの。日本で普通に食べているのは、合鴨という、鴨とアヒルを掛け合わせた鳥です。ハムのような感じですね。

白い脂にピンクの赤身。ジビエとして鴨のみを純粋に召し上がりたい方には、浅草の「鷹匠壽(たかじょうことぶき)」さんがオススメです。やはり、茶色の本当の鴨をいただいてみたい気持ちは、皆さんにあるはずです。

お蕎麦屋さんでいただく鴨せいろは、合鴨(アヒル)であることが多いと最近も話題になりました。友人にその話をしたところ、本物の鴨をたべてみたいと言いました。
そこで選んだお店が「鷹匠壽」さん。皇太子様と雅子様が、初めてのデートに使ったことでも有名になりましたが、味も絶品。ただし、写真を撮るのが禁止だったり、お会計も少しハードルが高い感じがします。

しかし、このお店はアルコールが持ち込みできるので、様々なマリアージュが可能。鴨と言うと赤ワイン。鴨鍋には、日本酒と違えて飲み比べできる利点があります。

特に、本当の鴨は赤さが増して真っ直ぐな味です。臭みが全くありません。“滋味豊かな味わい”という言葉の意味はこういうものであるということがわかります。

建物の外観は、浅草の昔ながらの日本家屋。白い提灯の明かりに寿の文字。そして一見さんお断りのお店でありながらも、東京では珍しい野生の鴨をいただけることから予約も困難。訪れるには少し敷居が高いのですが、いちど訪れれば味、雰囲気・・・すべてに納得。あなたにとって忘れられない名店となることでしょう。

■鷹匠壽 (たかじょうことぶき)浅草/鳥料理(食べログ)

◯住所 東京都台東区雷門2-14-6

 

(photo:http://www.photo-ac.com/)

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