一生に一度は聴いておきたい『楽友協会』でのウィーンフィル
毎年元旦に放映される「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」のニューイヤーコンサート。
世界中の人々が毎年この演奏会を楽しみにしています。世界90カ国に中継され、日本ではNHKで放映されています。
クラシックをあまり聞かない方にも、ぜひ、この世界最高のオーケストラ「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」の演奏を、世界最高のコンサートホール『ウィーン楽友協会( Wiener Musikverein/ヴィーナー・ムジークフェライン)』で生で聴いて頂くことをお勧めします。
小沢征爾氏がウィーン・フィル名誉団員の栄誉を受けられた時「どんな勲章よりうれしい」とおっしゃるほどの最高峰の楽団“ウィーン・フィル”は、『ウィーン楽友協会』に本拠を置く管弦楽団です。
『ウィーン楽友協会』は、建築美術家テオフィル・ハンセンにより建てられ、ギリシャ古典の建築様式が随所に取り入れられています。
ウィーン・フィルが演奏する「黄金の間」は全体に金箔が貼られ、柱はカリアティードと呼ばれる黄金の女神像であり、天井にはスワロフスキーの大きなシャンデリア。正面には大きなパイプオルガン、細部にわたる素晴らしい装飾、そしてアウグスト・アイゼンメンガー作の天井画にはアポロやミューズが描かれていて、その絢爛豪華さには目を見張ります。
音の響きが最も良いとされる木材で造られ、床は2重構造、天井は宙吊りにすることによって音を部屋全体に共鳴させる機能を有する構造となっています。大ホールと言ってもそれほど大きくはなく、演奏家との距離もとても近く、音をより肌で感じることができます。
『ウィーン楽友協会 黄金の間』でウィーンフィルの演奏を聴くことは、聴覚的・視覚的・体感的、全てに於いてパーフェクトなのです。必ず鳥肌が立つのを感じ、一生で最高の素晴らしい感動の体験になるでしょう。