「学問のすゝめ」田舎の親戚に喜ばれたお菓子は、そのストーリー性でした・・・

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かなり違う逸品を先様にあげなくてはいけない時、どうされていますか?お子さんの進学祝いの時などに、お金を包むよりはモノでお渡ししたい時もあります。帰省される方でしたら、東京らしいものが喜ばれます。

三田にある慶應義塾大学のお隣に、福沢諭吉の書物に因んだ和菓子があります。
それは『文銭堂本舗(ぶんせんどうほんぽ)』さんの手作り最中「学問のすゝめ」。先ず、名前にインパクトがあります。“学問のすすめ”という本の名前を知っていることにアカデミックなものを感じている方たちは、それが慶應大学の横にある和菓子屋のものだと知って喜ばれます。
国立ではなく私立のなかでも一番有名で、尚且つセレブな大学という感じの印象として受けるようです。そのストーリー性だけでもお土産には十分です。

「学問のすゝめ」は、四角い形の手作りモナカです。本の表表紙、裏表紙がモナカです。中の餡を召し上がる方が召し上がる分量を中に納めて口にすればいいのです。
栗と小豆が二種。同じ個数で箱に入ってます。竹ベラがついていて、それで中に詰めるのですが、このプロセスが楽しいのです。
箱の裏面には英文で最中の食べ方が書かれていますから、海外の方へのお土産としても喜ばれる品です。

他の和菓子も、老舗の味。接客も、ただいま、おかえりなさいませ、というようです。今風な部分がまったくなく、時代が逆に流れているような錯覚になります。アカデミックでありながら和な最中「学問のすゝめ」は、ここぞ、という時の東京土産としてお勧めします。

■手付け最中 学問のすゝめ / 御菓子司文銭堂本舗(公式HP)

◯御菓子司 文銭堂本舗 三田店
東京都港区三田2-13-9

 

(photo:http://www.photo-ac.com/)

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