空と大地とバルーン。2016年佐賀熱気球世界選手権
多くの熱気球が一斉に大空へと飛び立つ姿、壮大なスケールを見たことがありますか？
佐賀県佐賀市で行われる今年のバルーンフェスタは少し特別。毎年開催される熱気球の大会ですが、今年はグレードの高い「2016年佐賀熱気球世界選手権」として開催されます。
1973年から続く世界選手権は今年で22回目を迎えます。
2014年3月にスイス・ローザンヌで行われた「国際気球委員会総会」にて2016年の開催の場所は佐賀市と決まりました。実は、第1回大会開催地であるアメリカのアルバカーキをおさえての開催です。
日本での開催は今回が4度目。日本初となった1989年の第9回大会と1997年の第13回大会は佐賀市で開催されました。それから19年の時を経て佐賀で3度目の世界選手権がおこなわれるのです。
第22回熱気球世界選手権の期間は2016年10月28日（金）から11月6日（日）までの10日間。国際航空連盟(FAI)に加盟している31ヵ国105機の熱気球と、およそ900人の代表選手が佐賀市嘉瀬川の河川敷に集結します。
競技飛行の早朝のテイクオフを間近で観れるだけではなく、夕方から夜間にかけての幻想的な点火ショーや気球教室など、熱気球ファン以外も楽しめるイベントがあります。
会場へのアクセスは、羽田から佐賀空港へ全日空便の利用が便利です。空港からレンタカーで会場に向かわれるか、リムジンバスでJR佐賀駅まで移動し電車に乗り換え、期間中のみ設置される「JRバルーンさが駅」で降りれば、そこがまさしく会場です。
競技は朝と昼に行われますが、熱気球を撮るなら早朝がオススメ。朝6時台なので前泊が必要になりますが、それでも誰かが撮った画像をみるのではなく、その場へ行き、自身で撮る醍醐味は格別なものです。
朝の冷え込む空気のなか熱気を帯びた熱気球がフライトする瞬間、お気に入りのカメラを手に絶景のワンショット狙ってみませんか。
今年の秋はアジア最大級の競技規模「熱気球世界選手権」で、アクティブでドラマティックな体験をご体感ください。
■2016佐賀熱気球世界選手権/22nd FAI World Hot Air Balloon Championship（公式HP）
■時刻表・運航状況 東京（羽田） / 佐賀空港TOP / 佐賀県（公式HP）
（画像出典：http://www.sibf.jp/）